iCorNetについて

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GREETING

代表者挨拶

治療ができずに諦める患者さんを一人でも減らしたい。 株式会社iCorNet研究所 代表取締役 秋田 利明

心不全に苦しむ
多くの拡張型心筋症の患者さん

普通の運動や日常生活ができるようになってほしい

株式会社iCorNet研究所の始まりは、私が母校の名古屋大学医学部の講師に着任するにあたって、研究テーマに「心不全患者に対する治療法」を選んだことでした。

当時、心不全、拡張型心筋症に対する治療法はいくつかありましたが、「治療が最も必要な高齢の方のためのもの」や「比較的安価であることで、様々な患者さんに処置ができる」といったものはありませんでした。

そこで、自身が学び、研究してきた胸部外科の知識を活かせるのではと考えました。
過去の論文や研究を調べ、かつてアメリカで「心臓にネットを被せることで、心臓の拡張を防ぐ」という治療を行っていたことを知ります。しかしこの治療法にはいくつかの問題点があり、残念ながら現代において実用化はされていません。

しかし、「心臓を覆うネット」という点に有効性を見出し、これらの問題点を解消する製品を作るため、2005年から本格的な研究を始めました。

拡張型心筋症の治療に
安全性・有効性の高い選択肢

心臓アシストネットに関する研究・開発は、最初のうちは試行錯誤の連続でした。試作品を作るたびに問題点を追求し、また新しい試作品を試す…ということを数えきれないほど繰り返します。

幸いなことに、多方面の方が私の研究に加わっていただき、臨床研究にご参加いただいた患者さん方も含め共に、多くの方々からのご支援を頂戴しました。

彼らの支えがあって、心臓アシストネットは「拡張型心筋症の悪化を防ぐ、新しい有効な治療法」の研究開発としては一つの形になりつつあります。

一日でも早く、一人でも多く、拡張型心筋症の患者さんに有効な治療法をお届けできるよう、研究と開発を続けてまいります。何卒、今後も変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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